ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

GLP 4-6月期、新規賃貸110万m2、純利益が49%増加

2015年7月31日 (金)

財務・人事グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)が7月31日に発表した4-6月期決算は、資産価値の上昇、開発利益、継続的に拡大しているファンド・マネジメント・プラットフォームが好調な業績を下支えし、純利益が49%増加した。

期中に4億5300万米ドル(560億9000万円)の開発案件が竣工し、最大40%の開発マージンを創出、ファンド・マネジメントによる収入は64%増の3600万米ドル(44億5800万円)となった。

GLP 4-6月期、新規賃貸110万m2、純利益が49%増加

日本事業の利益は1億3000万米ドル(160億9700万円)の開発と資産評価益(税引前)の計上で22%増加。資産評価益は主にキャップレートの低下によるもので、期中の平均キャップレートは日本で11ベーシス・ポイント低下した。

中国のリーシング事業の伸長と賃料上昇、米国マーケット参入が業績に寄与。再評価益を除く最終益は、中国のコンソーシアム投資の希薄化で7%減少した。

増床を含む新規賃貸契約は110万平方メートルで48%拡大。賃貸契約の継続率は70%と高く、ビジネス展開する4市場すべてで契約更新時に賃料が上昇し、特に米国は21%、中国は7%上昇を記録した。GLPの施設全体の平均稼働率は92%。

NOI(営業純利益)は中国で22.4%、日本で3.7%、ブラジルで8.4%、米国で5.9%の増加となった。