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リーシング堅調、賃料も継続して伸長

GLP、13年10-12月期の最終利益が56%増加

2014年2月17日 (月)

財務・人事グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は17日、2013年12月末までの3か月間(2014年度第3四半期)の決算が、56%の増益となったと発表した。各国でのリーシングが堅調に推移し、業績が大幅に伸長した。

グループの収益は、GLP投資法人への資産売却と為替の変動によって1億7100万米ドル(179億8200万円)と前年同期から2%減少したものの、これらの項目を調整した収益は29%増となる。中国では、GLPパーク北京首都国際空港で繰延賃料収益の計上、堅調なリーシングと賃料の継続的な伸長により1億500万米ドル(110億4200万円)と54%増加した。

EBIT(金利・税金控除前利益)は6%増加し、1億1400万米ドル(119億8800万円)の再評価益によって税引後最終利益は56%増加。GLP投資法人への資産売却と為替の変動による影響を調整すると、EBITは26%、最終利益は42%増加した。

ジェフリー・シュワルツ共同創業者兼会長は「旺盛な国内消費に支えられ、我々がビジネスを行うすべての市場で需要が拡大しており、GLPは継続的な成長を遂げている。将来に向けての投資を積極的に行い、豊富な開発パイプラインと強固な財務基盤をもとにこれからも持続的な成長を続けていく。今後のビジネスチャンスに大きく期待している」と話した。

単位:100万米ドル2014年度
第3四半期
2013年度
第3四半期
増減増減
(J-REIT・為替調整後)
2014年度
第1-3四半期累計
2013年度
第1-13四半期累計
増減増減
(J-REIT・為替調整後)
収益171174-2%29%448517-13%20%
EBIT2302186%26%7026567%38%
最終利益17611356%42%52546014%51%