認証・表彰日本郵船は27日、米ロサンゼルス港とロングビーチ港内の大気質を改善するため、積極的に取り組んでいるテナントやオペレーターの功績を両港が表彰する「クリーンエアアクションプラン・エアクオリティアワーズ」で、ロサンゼルス港から初めて表彰を受けたと発表した。
同社運航のコンテナ船は、ロサンゼルス港停泊中には陸上電源を利用し、大気汚染物質である窒素酸化物(NOx)、微粒子(PM)の排出量を、対策をしなかった場合に比べて2010年度は約24%削減、高く評価された。
また、自営コンテナターミナルの郵船ターミナル社は、大気の質を改善する先進的な取り組みが評価され、3度目の受賞となった。同社では、ゲートの自動化や交通の流れを整備するなど、環境負荷低減へ向けた取り組みを推進している。