キヤノンITS、三井倉庫HD向け貿易EDIを構築

サービス・商品キヤノンITソリューションズは20日、三井倉庫ホールディングスの貿易EDIシステムを構築したと発表した。

三井倉庫グループでは、グローバル化が進む商取引環境に対応するため、素早い通関手続きと関連文書の適切な管理体制の強化が急務となっていたほか、膨大な貿易関連情報の経営・営業戦略への活用も課題になっていた。

そこで、キヤノンITSは貿易EDIソリューション「DEXトレードゲートウェイfor NACCS」と「輸出入許可通知管理システム」を連携させるシステムを構築。税関で承認された輸出入許可などの通知情報をNACCSからリアルタイムに取得し、確認できるようにした。

（出所：キャノンITソリューションズ）

この結果、輸出入許可通知書の検索や閲覧に関連する業務量を20％削減、輸出入情報の流れもリアルタイムに把握できるようになった。また、帳票システム連携による誤記の防止、eメール連携による誤配信リスク低減などコンプライアンス強化にもつなげた。

キヤノンITSは今回の導入事例をもとに、物流業、製造業、商社などを中心に、貿易EDIのトータルソリューションを提案していく。

■問い合わせ先
キヤノンITソリューションズ
パッケージソリューション事業部第二販売部
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