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キヤノンITS、スマホ活用の物流着荷確認システム

2015年8月5日 (水)

ECキヤノンITソリューションズは5日、中国法人のキヤノンITS上海が中国、ASEAN地域の日本企業向けに、スマートフォンを活用した物流着荷確認システムの販売を開始すると発表した。

このシステムにより、販売会社や物流会社は着荷(配送)完了をほぼリアルタイムに把握し、着荷基準で売上を計上できるようになる。

企業の既存の物流システムへのアドオン導入が可能で、既存物流システムの配送情報を物流着荷確認システムに連携し、配送員は配送完了時に配送伝票の情報をスマートフォンで送信することにより着荷を報告する。

キヤノンITS、スマホ活用の物流着荷確認システム

(出所:キヤノンITソリューションズ)

また、配送伝票にバーコードなどを印字する場合は、スマートフォンのカメラでスキャンし、着荷報告の利便性・確実性を高めることができる。スマートフォンの位置情報を利用することで、配送業務のルートトレーサビリティに活用することが可能。

キヤノンITS上海がキヤノン中国向けに開発したシステムをベースとしており、キヤノン中国ですでに1年以上の運用実績がある。

同社は今後、キヤノンITS上海を通して販売を行い、2018年までに2億円の売上を目指す。