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国交省、運輸業向けSAS対策マニュアルを改訂

2015年8月27日 (木)

行政・団体国土交通省は27日、自動車運送事業者向けの睡眠時無呼吸症候群(SAS)対策マニュアルを改訂し、運輸業界でSASスクリーニング検査が普及させるため、関係団体に通知した。

マニュアルは2003年3月の策定以来、10年以上が経過し、SASスクリーニング検査を実施する事業者も増加傾向にあるが、いまだに事故が発生して初めて運転者のSASが発生するケースも後を絶たないことから「検査の実施は決して浸透したとは言い切れない」(国交省)。

改訂版のマニュアルでは、「SAS対策は難しい」と捉えてなかなか検査に踏み切ることができない、検査はしたもののフォローができていない、乗務可否判断が難しい――といった事業者が感じている懸念を踏まえ、SASスクリーニング検査の実施前(準備)から実施後(フォロー・活用)まで一連の流れを具体的に示した。

■自動車運送事業者における睡眠時無呼吸症候群対策マニュアル
http://www.mlit.go.jp/common/001101506.pdf