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寺田倉庫、クラウド収納機能を他社アプリ向けに提供

2015年9月1日 (火)

ロジスティクス寺田倉庫は1日、同社が運営するクラウド収納サービス「minikura」(ミニクラ)のAPIシステムを、サマリー(東京都港区)が同日からスタートするアプリ「サマリーポケット」に提供したと発表した。

サマリーは60万人の会員と1億の「want」「have」のデータを保有するソーシャルサービス「サマリー」を発展させ、実際にモノを預かり、管理する仕組みをユーザーに展開できることになった。

月額保管料300円で、minikuraと同様にスマートフォンを使って容易に荷物を出し入れし、預けている荷物を撮り下ろしの高精細写真でアプリから一覧できることから「お気に入りのコレクションを、いつでも、どこからでも眺めることができる」(サマリー)。

サービス単体でみればminikuraのほうが安い保管料で利用できるが、サマリーとしては自社サービスのユーザーに利便性の高いサービスを直接提供でき、寺田倉庫としても自社サービスの販路を拡大することにつながる。

寺田倉庫では、今後もビジネスモデル特許を取得しているminikuraの仕組みを企業やサービスに提供し、協業を⾏うとしている。