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商船三井、海運の営業体制を強化

2011年8月3日 (水)

ロジスティクス商船三井は3日、海上貨物輸送に関連する組織を1日付けで改編したと発表した。これまでは海上輸送部で日本発着(京浜地区)のコンテナ海上貨物を一元管理していたが、今後は「海運業務部」「海運営業部」の二部体制とし、体制の強化と顧客サービスの充実を図る。

 

同社は中期経営計画「VISION2012」で、今後も成長が見込まれる海上貨物輸送の取組み強化を重要テーマの一つとして掲げており、海上貨物への営業基盤を固め、取扱い量の増大につなげる。

 

海運業務部には、「NVOCCオペレーショングループ」「輸出グループ」「輸入グループ」の3グループを設置。京浜地区のカスタマーサービス・オペレーション業務に加え、海上貨物に関するグローバルな方針策定、統括業務を行う。

 

また、海運営業部には「営業開発グループ」を設置、京浜地区の海上貨物の営業を集約し、高品質の専門知識を持った営業を展開する。

 

専門性を発揮し、顧客のあらゆる輸送ニーズに対応し、これまで以上にプラント輸出などのブレイクバルク貨物の取扱いの拡大を図る。

 

また同社は、昨年、タイ(東南アジア)と中国(東アジア)に海上貨物の地域統括担当者を配置し、同地域の海上貨物の拡大に対処してきたが、今回の改編により、これらの地域との連携を強化し、日本発着の海上貨物と日本以外での三国間の海上貨物の取扱いの拡大を図る体制を強化する。

 

組織改編に伴い、引越・クーリエグループは旧海上輸送部から分離し、独立組織とする。

 

■組織改編の内容

(改編前)(改編後) 
海上輸送部 
 営業開発グループ 
 海上オペレーショングループ 
 海貨センターグループ 
 営業支援グループ 
 引越・クーリエグループ
海運業務部  
 NVOCCオペレーショングループ 
 輸出グループ 
 輸入グループ 

海運営業部 
  営業開発グループ

引越・クーリエグループ