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【4-6月期】佐渡汽船、観光客減が直撃

2011年8月5日 (金)
2012年3月期連結(単位:百万円)
 2012年3月期1Q2011年3月期1Q増減率
売上高4,7745,243-9.0%
営業利益-419-82-
経常利益-462-143-
当期純利益-491-100-

財務・人事 

天候不順による業績悪化の反動もあり、各セグメントとも3月上旬までは前年同期を上回る状況で推移した。しかし、東日本大震災以降は観光客の予約キャンセルが相次いで発生し、その後も自粛ムードの影響でゴールデンウィークの実績も振るわなかった。東日本大震災以降、団体観光客数が大きく落ち込んだまま低調に推移し、厳しい状況となった。

 

予算の見直しを行って費用の削減に努める一方、地元の新潟県内で営業を強化して個人観光客の増送を図った。また、東日本大震災、その後の原子力発電所放射能漏れ事故の影響により、小学校の修学旅行の行先が被災地域などから佐渡へと振替えられ、その数は約4000人に達したが、東日本大震災の影響を取り戻すまでには至らず、佐渡への観光客数は前年同期を大きく下回った。

 

一般貨物自動車運送部門は、貨物輸送が堅調に推移したこと、佐渡島内での総合病院新築工事などでクレーン稼働が好調だった。また、車検台数の増加で車両整備収入も増加した。