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川崎重工、I.M.S.マリタイム社向けばら積運搬船が進水

2011年8月5日 (金)

ロジスティクス進水式の模様川崎重工業は5日、神戸工場でパナマのI.M.S.マリタイム社向け58型ばら積運搬船「パシフィックオナー」の命名・進水式を行った。同船は、川崎重工が新たに開発した58型ばら積運搬船の9番船で、進水後岸壁で艤装工事を行い、10月に竣工、船主に引き渡す。

 

船首楼付き平甲板型で、穀類、石炭、鉱石、鋼材などの貨物が積載可能な5船倉を備え、ハッチカバー間の船体中心線上に4基の30トンデッキクレーンを装備、荷役設備のない港湾でも荷役作業ができる。省燃費型ディーゼル主機関、高効率タイプのプロペラ、同社が開発したカワサキフィン付ラダーバルブ、抵抗の少ない滑らかな船首形状を採用し、推進性能を向上させることで、燃料消費量を低減させた。