ローヤル電機、中国事業を強化

荷主ローヤル電機は12日、同社香港現地法人「楽揚電機有限公司」の株式持ち分2.5％を取得し、100％子会社化するとともに、新たに中国で製造会社と保守・販売会社を設立すると発表した。

香港現地法人を100％子会社化し、統括会社として今後の国際戦略の拠点とする。また、統括会社化した香港現地法人の子会社として、現在香港現地法人の中国来料加工工場である深セン工場を独資化。保守・販売会社を100％完全子会社として設立し、中国市場の開拓深耕を行う。

中国の製造子会社では、小型送風機、防水照明器具、住宅換気用製品の製造を行うとともに、同社子会社の多賀製作所から自動巻線機製造の技術供与を受けて自動巻線機などの製造も行っ
ていく。

中国保守・販売子会社では、同社製品の中国市場への展開を図るとともに、既に中国に数多く納入されている多賀製作所の自動巻線機などの保守サービス、部品供給を行い、合わせて機械設備の販売も行う。