日本郵船、船員安全取組大賞を受賞

認証・表彰日本郵船は7日、独自の事故再現研修と次世代安全活動が評価され、国土交通省から今年度の「船員安全取組大賞」を受賞したと発表した。

同社は乗組員の姿勢と意識改革活動として「安全体感研修」と「Power+プロジェクト」の2つの取り組みを実施。安全体感研修では、船上で発生するおそれのある人身事故の状況を再現することで、研修生に危険を体感させ、安全行動の習得を図っている。

Power+プロジェクトは、「安全は従うのではなく、それを自ら選択して実行し確立する」「互いに気遣い助け合うことを通じて個人から集団へと安全文化を醸成していく」という基本コンセプトに沿って、ヒューマンエラーに起因する操船、人身事故の削減を目指した「次世代の安全活動」として進めている。