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ヤマトコンタクトS、大阪市に関西基幹拠点開設

2015年10月15日 (木)

拠点・施設ヤマトコンタクトS、大阪市に関西基幹拠点開設ヤマトホールディングス傘下のヤマトコンタクトサービス(東京都豊島区)は15日、大阪市浪速区に同社が「戦略的コンタクトセンター」と呼ぶ基幹拠点「関西マザーセンター」を5日開設したと発表した。

ヤマトコンタクトサービスは、宮城県から宮崎県まで全国10か所にコンタクトセンターを展開し、合計席数は1850席に達している。通販事業者を中心に多くのクライアント企業からコールセンター事業やテレマーケティング事業などを受託し、2013年7月には東日本エリアのヤマトコンタクトサービスのコンタクトセンターを統括する拠点として、埼玉県川口市に「関東マザーセンター」を開設。

同センターでは、物流から決済までの問い合わせを一元的に対応するシームレスな顧客接点の構築、コールセンター事業の変動費化によるコストメリットなどを提供している。

関西にはコンタクトセンターが和歌山市の1か所のみで、通販市場の拡大とともに増加傾向だった西日本のクライアント企業のニーズに対応するのが困難となっていたことから、関西マザーセンターを開設することにした。

関西マザーセンターでは、コンタクトセンターに寄せられる顧客の声を集約・分析し、変化する顧客ニーズや利用動向調査を行うほか、クライアント企業に対する新サービスの考案や課題解決に向けたソリューションを提供する。さらに、関東や関西などエリア内のコンタクトセンターを統括し、顧客との通話内容をモニタリングするとともに、スタッフの教育・マネジメントを行う。

施設面積は455坪で300席を配置、24時間稼働する。今後、コンタクトセンターに寄せられる「顧客の声」や「利用動向履歴」を活用し、クライアント企業の顧客満足度向上を支援する。