ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

三菱電機、欧州鉄道部品メーカーに資本参加

2015年10月16日 (金)

荷主三菱電機は15日、ポーランドの鉄道車両用電機品メーカー、メドコム社の持分49%を取得すると発表した。資本参加を機に協業を加速し、欧州で鉄道車両用電機品の製造・販売・保守体制の強化を図る。

同社は2014年4月にイタリアの鉄道車両用空調機器メーカーを子会社化し、欧州総合販社の三菱電機ヨーロッパに交通システム部門を設置するなど、体制を拡充しており、メドコム社への資本参加と協業強化により、先端技術の融合による製品競争力の強化を図る。

メドコム社は、東欧圏を中心に鉄道車両用補助電源装置・推進制御装置などを製造しており、特にポーランド国内では高いシェアを獲得している。

三菱電機では「20年度までに欧州市場で売上高200億円を目指す」としている。