前田金属工業、完成品工場建設、組立から物流まで集約

拠点・施設前田金属工業は25日、5億3000万円を投じ、作業工具類、機器類、締付力管理製品などを製造する新工場を建設すると発表した。建設用地は取得済み。

これまで本社工場（大阪市）と富田林工場（大阪府富田林市）の2工場体制で生産を行ってきたが、新たに大阪府河内長野市に、組立、セット組み、検査、品質保証、生産管理、技術、工具開発、修理、物流――の各機能を集約した完成品工場を建設することにしたもの。

9月に着工し、2012年3月に竣工、同年6月から生産を開始する。新工場を建設することで、商品の即納体制の確立と品質の向上、生産の効率化によるコストの削減を目指す。

■新工場の概要
名称：前田金属工業河内長野工場
所在地：大阪府河内長野市寿町771番1
敷地面積：6324.7平方メートル
建物面積：6577.37平方メートル
生産品目：作業工具類、機器類、締付力管理製品など