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日通、文書保管のワンビシを860億円で買収

2015年10月30日 (金)

M&A日本通運は30日、豊田自動織機の100%子会社で文書・データ保管事業を手がけるワンビシアーカイブズの全株式を取得することで豊田自動織機と合意した。取得額は860億円で、12月15日付で日通の完全子会社となる。

ワンビシは官公庁・金融機関・医療機関などを対象に機密性の高い文書・データの管理を担っており、今後さらなる成長・拡大が見込まれる。

直近の決算(2015年3月期)では、売上高211億5400万円(前期比1.3%増)、営業利益45億4400万円(9.3%増)、最終利益25億6900万円(前期並み)――となっており、順調に業績を拡大させている。

日通はワンビシアーカイブズを買収することで、社会インフラとしての「セキュリティ&ストレージプラットフォーム」の構築を加速する、としている。