ロジスティクス出光興産は5日、100%出資子会社の出光ルブリカンツアメリカが、2013年末までに生産能力を1.5倍に増強すると発表した。
タンク、ブレンド設備、充填機、倉庫の増設など総額1820万米ドル(約15億円)を投じ、2013年末までに生産能力を現行の6万5000キロリットルから、1.5倍の10万キロリットルの生産体制に向け、今月から増強工事を着工する。今回の生産能力の増強で供給体制を強化し、2015年には北米で13万キロリットルの販売を計画している。
出光ルブリカンツアメリカは、米国での潤滑油の供給拠点として1991年に設立、北・南米で各種自動車用オイルや工業用潤滑油の生産・販売を続ける同社の潤滑油海外事業の重要拠点として運用してきた。