UDトラックスがトラック運行技術競い合う国際イベント

イベントUDトラックス（埼玉県上尾市）は18日、日本、豪州、南アフリカの3か国から参加するチームでトラックの運行技術を競い合う同社主催イベント「エキストラマイルチャレンジ2015」を9日にUDエクスペリエンス・センター（同市）で開催した、と発表した。

5月に上尾工場の敷地内で竣工したUDエクスペリエンスセンターと、隣接するテストコースで開かれたこのイベントには、日本を除く各国の予選を勝ち抜いた南アフリカ、豪州のチームと日本チームが参加。

収益、燃費効率、稼働率とメンテナンスコスト、安全運転を採点基準として、始業点検、運転技量、輸送の3競技を実施。終了後、結果発表と授賞式が行われ、豪州チームが総合優勝に輝いた。

豪州チームは「最優秀始業点検賞」も受賞し、南アフリカチームが「最優秀燃費効率賞」、日本チームは「最優秀運転技量賞」をそれぞれ受賞した。

UDトラックスのエキストラマイルチャレンジは、燃費効率、稼働時間、運転技術の改善を通じて顧客にUDトラックスの製品とサービスを「最もバランス良く活用する方法」を体感してもらおうと開催しているもので、ドライバーと運行管理者がペアを組み、集配から納品まで、実際の輸送サイクルを再現した競技で技術を競い、最も利益を上げたチームが優勝となる。

イベント参加者の一人は「常に運転技量の向上に関する社内研修は実施しているが、収益、燃費効率、稼動率、メンテナンスコスト、そして安全運転と、多角的な視点で審査するイベントは初めてだったので、非常に刺激を受けた」と話した。