UDトラックス、大型トラック1万7228台リコール

行政・団体国土交通省は8日、UDトラックス（旧日産ディーゼル）が、大型トラック1万7228台のリコールを届け出たと発表した。

大型トラックのエンジンに装着されているエンジンコントロールユニットで、エンジンコントロールユニット内部の電子基板の構造が不適切なため、運転中の温度変化で基板の半田部に接触不良を生じるものがあり、そのままの状態で使用を続けると、ヒューズが切れ、エンジンが停止し再始動できなくなるおそれがあるという。

これまでに確認された不具合件数は78件で、市場からの情報と国交省の指摘によって発見した。同社では、使用者に対して直接訪問して通知するほか、日本自動車整備振興会連合会（日整連）発行の機関紙に掲載して周知を図る。

対象車両に対しては、エンジンコントロールユニットを対策品と交換する措置をとり、改善実施車の運転席側ドア開口部のドアストライカー付近に、ステッカーを貼付する。

■対象車両など詳細は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/000165125.pdf