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マルタイ、新工場兼本社を建設、拠点集約

2011年9月9日 (金)

フードマルタイは9日、福岡市西区に新工場、新本社を建設すると発表した。

 

同社は、1960年9月に福岡工場を現在地に建設し、増設・改造などを行ってきたが「老朽化が甚だしく、増設の余地もない状況」となっていたことから、2007年1月に新工場の建設を決定し建設準備を始めていた。

 

その後のサンヨー食品との資本・業務提携など経営環境の変化に伴い、全社的な生産体制の見直しを進め、新たな建設計画を策定したもの。建設計画では、経営効率の向上を目的として本社社屋も同じ敷地内に移転するとしている。

 

総投資額は約50億円で、12月に着工、2012年12月に営業運転を開始する。将来的には現在の佐賀工場(唐津市)を移転・統合し、1工場体制とする。

 

新工場兼新本社は、敷地面積約3万6000平方メートル、延床面積約1万3500平方メートル(工場約1万1500平方メートル、本社事務所など約2000平方メートル)で、1日10万食の皿うどんの製造ラインを2ライン設置する。このほか、スープ・調味油製造充てん設備なども備える。