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物流現場でスポットワーク型障がい者雇用を検証

2026年2月25日 (水)

産業・一般スキマバイトサービス「タイミー」を提供するタイミーと、アパレル小売を展開するシップス(東京都中央区)は25日、スポットワークを活用した障がい者雇用の検証を3月から開始すると発表した。近隣の障がい福祉サービス事業所や就業・生活支援センターとも連携し、「実際の仕事」を体験する場を設けることで、現場定着につながる新たな就労モデルの構築を目指す。

従来、障がい者雇用における職場実習は数日間の無償受け入れが中心で、企業・就業者双方が十分に適性を見極めにくい課題があった。一方、数か月単位のトライアル雇用は心理的負担が大きいとの指摘もある。今回の検証では、タイミーの「1日単位」「履歴書・面接不要」という特性を生かし、短時間から有償で就業できる環境を整えることで、双方の不安を抑えつつ相互理解を深める。

検証は限定公開型のマッチングで実施する。特定の福祉サービス事業所の利用者のみが応募可能とし、事前に支援機関を交えた情報共有を行うことで、障がい特性や必要な合理的配慮を踏まえた就業管理を可能にする。これにより、就業当日のトラブルを抑制し、安心して働ける体制を構築する。

対象業務は、シップスが物流センターで行ってきたアパレル商品の袋詰め、タグ付け、ピッキングなどの軽作業が中心となる。タイミーがこれまで蓄積してきた「業務切り出し」のノウハウを活用し、特別な技能を必要としない工程を整理することで、初めて就業する障がい者でも取り組みやすい業務設計とした。物流現場における人手不足への対応と、障がい者の就労機会拡大を同時に検証する点が特徴だ。

今後は、一定期間の運用を通じて、就業者と企業双方の意識変化や定着度合いを分析する。スポットワークを入口に、長期雇用への円滑な移行が可能かを見極めることで、物流・小売分野における障がい者雇用の新たな選択肢としての有効性を検証していく。

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LOGISTICS TODAY編集部
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