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BPC、愛知県に発電用木質燃料の保管拠点建設

2015年12月9日 (水)

拠点・施設BPC、愛知県に発電用木質燃料の保管拠点建設バイオマスパワーコンサルタント(BPC、東京都中央区)は9日、愛知県で火力発電用木質燃料のストックヤードを建設する計画を発表した。

建設規模は国内最大クラスの1万3200平方メートル(4000坪)。木質ペレットを中心に、近隣地区の火力発電所へ供給する。着工は2016年1月で、17年夏の完成を目指す。

BPCは15年3月、木質バイオマスの安定供給基盤の強化を目指し、「BPCバイオマスプロジェクト」を立ち上げると同時に海外生産工場への投資を開始。8月には、国内で年間15万トンの木質ペレット燃料が生産可能な生産工場の建設に着手している。

愛知地区のストックヤードは、一連のプロジェクトの一環として建設するもので、6棟の建屋で構成する。1棟当たり幅35メートル、奥行き60メートルの大きさで、年間延べ60万トンの木質ペレットの受入・供給が可能。

木質ペレットを90%、PKS(パームヤシ殻)などを10%の割合で、発電用燃料合わせて、50メガワットクラスの木質ペレット専焼火力発電所1基あたり、4週間分の燃料に相当する2万1000トンを貯蔵できる。