トランコム、中国・大連で求貨求車事業を開始へ

ロジスティクストランコムは27日、中国で大連創新零部件製造公司とともに、トラックの貨物情報と空車情報をマッチングする「物流情報サービス事業」（求貨求車事業）を行う合弁会社を設立すると発表した。

同社は、アジアへの段階的な進出を進めており、中国では貨物量が増加する一方で幹線輸送費を中心に物流コストが高い水準にあることから、求貨求車事業を展開することで、顧客へ効率的な物流サービスの提供を目指す。

日系企業が多く進出している大連市で開始し、同国内の主要都市へ展開を図る。大連創新零部件製造公司は、大連市でディーゼル機械、部品の製造・販売、倉庫・輸送サービスを手掛けている。

合弁会社「特蘭科姆物流（大連）有限公司」（仮称）はトランコムが70％、大連創新零部件製造公司が30％を出資し、2012年1月に設立、翌月から事業を開始する。