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物流連、震災被災地の物流施設を訪問

2011年10月4日 (火)

イベント日本物流団体連合会(物流連)は3日、秋の物流施設見学会を仙台地区で開催したと発表した。

 

東日本大震災から半年が経過した物流施設を訪問し、「広域災害に対応し得る物流システム」の構築を考える試みとした。

 

当日朝、会員26人が仙台駅に集合し、バスで最初の目的地塩竃港運送に向かった。震災当日が竣工式となったため被災した新倉庫と、甚大な被害を受けた仙台港コンテナタ-ミナルを見学した。

 

新倉庫は震災後いち早く復旧して援助物資の保管に活躍し、コンテナターミナルは関係者の努力により、見学日当日に震災後初の外航船(韓国向け)が出港するところだった。

 

次に仙台臨海鉄道の仙台港駅を訪問し、日本貨物鉄道の真貝東北支社長と仙台臨海鉄道の横田社長から、11月の営業再開に向け準備が進む駅構内の様子と震災当時の状況について説明を受けた。

 

昼食をはさんで、ヤマト運輸仙台主管支店で田原東北支社長と副島主管支店長から、ヤマト運輸が携わった「救援物資輸送協力隊」の説明を受けた。