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氷点下60度の超低温保管に対応するLED照明発売

2016年2月4日 (木)

サービス・商品LED照明メーカーのサンエスオプテック(東京都中央区)は4日、マグロの保管が可能な超低温のマイナス60度から80度まで幅広い温度帯で使用できるLED照明「新ハイブライトボックス」を発売する。

氷点下60度の超低温保管に対応するLED照明発売

新ハイブライトボックスはマイナス60度の冷蔵倉庫や80度の高温になる鉄鋼・溶接工場などで使用できるLED照明で、専用電源やLEDチップなどすべて国産部品を用いた。

表面カバーに耐熱性ガラスを使用し、本体を耐熱処理加工としたほか、電源・配線関係も耐熱部品を使用し、4万時間使用できるように設計した。

鉄工所や溶接工場などの高温になる環境では、通常のLED照明は劣化が早く、特に80度の環境下ではLEDチップ、製品本体、照明の表面カバー、配線部材などから実質的に使用が困難だった。

同社では、使用する製品の部品1点ごとに選定し、品質を維持できるように国内で開発・生産。リスクの高い現場でも長時間使用できる製品に仕上げた。同社の従来製品の耐熱温度は60度までとなっていたが、80度でもチップが溶けることなく使用できるよう国内LEDチップメーカーと開発を進めた。

また、クレーン車や工場内の移動式大型クレーンなどの振動・衝撃にも耐えられるように部材を補強・強化し、塩害対策製品としてカスタマイズするニーズにも対応する。