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物流人材育成へ新スクール、通信制高校と連携

2026年2月17日 (火)

環境・CSR物流不動産や輸配送、人材分野の事業者が連携し、物流人材の体系的育成に乗り出す。イーソーコ(東京都港区)グループとK.U.S.ロジスティクス・サポート(KUSS、千葉県船橋市)、プチジョブ(東京都港区)は17日、物流関連資格の取得を支援する「ロジスティクススクール」(仮称)を2028年4月に東京で開校する計画を明らかにした。通信制高校と連携し、高校卒業資格と専門資格を同時に取得できる仕組みを整える。運輸・郵便業を含む物流分野で深刻化する人材不足への対応を狙う。

▲OneSmileLab社長の松岡正悟氏(出所:OneSmileLab)

3社は1月末、共同出資で新会社「OneSmileLab」(ワンスマイルラボ、中央区)を設立した。社長にはKUSSの松岡正悟氏が就任。資本金は1000万円で、イーソーコグループとKUSSが各45%、プチジョブが10%を出資する。新会社はKUSS東京営業所内に本社を置く。

スクールでは、ロジスティクス管理・オペレーションを軸に、フォークリフト運転技能者や宅地建物取引士など、物流現場や管理業務に直結する資格取得を支援する。監修には通信制高校と専門教育を組み合わせた実績を持つ教育機関の知見を取り入れ、27年半ばまでに募集要項やカリキュラムを固める。荷主企業や物流事業者の協賛、講師派遣を得ることで、実務に即した内容と学生の費用負担軽減の両立を図る考えだ。

25年4月に物流関連2法が施行され、26年4月からは一定規模以上の特定荷主に物流統括管理者(CLO)の選任が義務付けられる。運輸・郵便業ではドライバー不足に加え、現場を横断的に管理できる人材の不足が課題となっており、荷主側を含めた人材育成が急務だ。新スクールは、若年層の段階から物流を職業選択肢として提示し、将来的に運送・配送、倉庫運営、通関、管理部門まで幅広く人材を供給する基盤づくりを目指す。

OneSmileLabは教育事業に加え、物流不動産コンサルティングやIT、DX(デジタルトランスフォーメーション)の代理店業務も手がける。倉庫コンサルでは、イーソーコが施設面、KUSSが作業・輸配送面、プチジョブが人材面を担い、ワンストップで支援する構想だ。通信制高校の選択者が増えるなか、学業と専門教育を両立させるモデルは、運輸・郵便業の中長期的な人材確保策として注目される。

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