ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日通総研、倉庫作業分析ツールに実績管理機能

2016年2月10日 (水)

EC日通総合研究所(東京都港区)は10日、昨年秋から提供を開始した倉庫作業分析ツール「ろじたん」に新機能「実績管理アプリ」を追加したと発表した。3月31日までの期間限定で無償提供する。

ろじたんは、スマートフォンとウェブの連携で倉庫内の作業時間を計測し、その結果を集計・分析できるツール。

今回追加した実績管理アプリは、タブレットやスマートフォンとバーコードリーダーを使い、名札、作業指示書に表示されたバーコードをスキャンしてから「ピッキング」や「検品」「梱包」といった倉庫作業を行うことで、「誰が、どのくらいの時間で、どの作業を行ったか」を、容易ににデータとして取得できる。

先発の「ろじたん・時間計測アプリ」は、倉庫作業全体の時間計測を行うもので、全体の流れや履歴を追うことは可能だが、作業一つひとつに掛かる時間にまで細分化された情報の取得は困難だった。

実績管理アプリを用いることで、作業単位の所要時間をデータ化し、そこから個人別の生産性を算出することが可能になる。

紙の作業指示書もしくはピッキングリストなどを用い、日々の作業管理を行っている倉庫では、これまで手間だった作業実績のデータ入力作業がなくなり、より正確な実績データを手軽に取得できるようになる。

また、担当作業者と対応商品を紐付けているため、商品納品後に破損などの問題が生じた場合、原因を追跡できるトレーサビリティ機能として活用することが可能。

■ダウンロード・登録先
http://www.logitan.jp/download