日通総研、倉庫作業分析ツールに｢かんたんKPI｣追加

サービス・商品日通総合研究所は、7月から同社の倉庫作業分析ツール「ろじたん」に自動で生産性が算出できる新機能「かんたんKPI」を追加し、提供を開始する。

ろじたんはスマートフォンとウェブを連携させ、倉庫内の作業時間を計測してその結果を集計・分析するツールで、これまでの機能でも時間計測アプリを使って作業時間データを取得できたが、倉庫管理システム（WMS）から抽出した実績データと統合させることができなかった。

従来は生産性を算出するためにエクセルなどのソフトを使い、それぞれのデータを元に計算するしかなかったが、新たに追加するかんたんKPIを利用することでクラウドサーバーにWMSの実績データを取り込み、作業時間データと掛け合わせて生産性を自動で算出できるようにした。

▲KPI表示画面サンプル

また、管理したいKPIのレベルに応じた生産性を算出できるよう、階層化した設定テンプレートを用意。取得単位は行数、個数、重量、容積、オーダー数など自由に設定できる。

取り込んだ実績データと日々の生産性データは、契約期間中であれば「ろじたんウェブ」からいつでも閲覧できるため、手間や時間を掛けずに日々の生産性を確認し、作業効率化やコスト削減に向けた業務管理、KPI（重要業績評価指標）を手軽に設定することが可能。

日通総研では、かんたんKPIの提供開始に合わせて9月までに契約した場合、かんたんKPIのアドオン料金を契約期間中（最大1年間）無料で提供する。

■問い合わせ先
日通総合研究所経営コンサルティング部
TEL：03-6251-3395
ろじたんURL：http://www.logitan.jp