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ダイムラートラック、ケニアと南アに流通拠点開設

2016年2月12日 (金)

荷主三菱ふそうトラック・バスは12日、ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ(DICV)との協業で運営しているダイムラー・トラック・アジア(DTA)が、ダイムラーの商用車部門がケニアと南アフリカの2か所に新設したリージョナル・センターを通じ、FUSOの販売とカスタマーサービスの拡大を図ると発表した。

ケニアに新設した拠点は東・中央・西アフリカ地域、南アフリカの拠点は南部アフリカ地域を管轄する。

新設した2つのリージョナル・センターはダイムラー・コマーシャル・ビークルズ・アフリカ(DCVアフリカ)とダイムラー・コマーシャル・ビークルズ南部アフリカ(DCV南部アフリカ)で、DCVアフリカが41か国、DCV南部アフリカが9か国で販売とカスタマーサービスの支援を行う。

リージョナル・センターは、2015年10月にドバイで開設したDCVMENAを皮切りに、現在、世界6か所で運営している。

DTAは2013年にFUSOブランドに新型モデルを追加して以来、アフリカではケニア、タンザニア、ウガンダ、ナイジェリア、南アフリカに投入。同モデルは、インド・チェンナイの最新鋭工場で製造し、アフリカ市場に輸出している。

16年には、インフラ需要の高まりに対応するため、FUSOブランドとして初の高出力大型トラックをケニアとタンザニアで発売する。DTAでは今後数か月でアフリカのほかの市場にも同モデルを投入していく。