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東都水産、子会社が25億円投じ物流拠点建設

2016年2月15日 (月)

拠点・施設東都水産は15日、子会社の埼玉県魚市場(さいたま市北区)が9057平方メートルの物流センターを25億円で建設すると発表した。2018年3月に引き渡しを受ける。

埼玉県魚市場は、水産物卸売事業を中心に冷蔵倉庫事業、不動産賃貸事業を手がけているが、水産物流通でコールドチェーンの確保と付加機能の充実が必須となりつつあるなか、顧客からも流通加工、分荷、配送機能の強化を求められていた。

同社が保有する冷蔵倉庫は、分荷スペースのない保管型冷蔵倉庫で、老朽化が進み、建て替えの時期が迫っていたことから、顧客ニーズに対応するため、保管機能を備えた物流センターを建設することにした。

これにより、卸売市場の集荷販売機能を強化するとともに、コールドチェーンを確保した上で、量販店・外食などへ365日納品可能な物流拠点として、水産物需要にワンストップで対応できるようにする。

■埼玉県魚市場物流センター(仮称)の概要
所在地:さいたま市北区吉野町1-443
敷地面積:4872平方メートル
延床面積:9057平方メートル
構造:プレキャストプレストレストコンクリート造(一部鉄骨造)、免震構造、地上6階建て
取得予定価額:25億円
取得資金:金融機関からの借入