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全ト協、伊勢志摩サミットに伴うテロ対策の徹底要請

2016年2月24日 (水)

ロジスティクス全日本トラック協会は23日、国土交通省からの通達を受け、全国の都道府県トラック協会に対して伊勢志摩サミットの開催に伴うテロ対策の徹底を会員運送事業者に周知するよう要請した。

国交省は、昨年11月にフランス・パリで発生した同時多発テロでスタジアムや劇場などが標的となり、多数の犠牲者が出たことから「ソフトターゲット」への対策の重要性が改めて認識されているとして、開催地での交通少量抑制などのテロ対策を徹底するよう求めている。

特にトラック運送事業者に対しては、営業所・車庫内外の巡回、終業後のドアロックの徹底、車両・身分証明書・制服などの管理、盗難・紛失時の警察への連絡の徹底、放射性物質などの危険物輸送における安全管理の徹底、テロ発生時の通報・連絡・指示体制の整備・確認――のほか、荷送人に覚えがないなど不審な荷物に関する連絡があった場合には荷物に触れないよう注意を喚起するとともに、状態に応じて速やかな引き取りや警察への連絡など適切な対応を取るよう要請している。

5月26・27日に三重県志摩市賢島で伊勢志摩サミット首脳会議が開催されるほか、これに先立つ4月10・11日は広島市で外務大臣会合、4月23・24 日に新潟市で農業大臣会合、4月29・30日に高松市で情報通信大臣会合、5月1・2日に北九州市でエネルギー大臣会合、5月14・15日に倉敷市で教育大臣会合、5月15・16日に富山市で環境大臣会合、5月15-17日につくば市で科学技術大臣会合、5月20・21日に仙台市で財務大臣・中央銀行総裁会議、9月11・12日に神戸市で保険大臣会合、9月24・25日に軽井沢町で交通大臣会合――がそれぞれ開催される。