APEC交通大臣会合、テーマは「連結性強化」

行政・団体国土交通省は3日、8回目となるAPEC交通大臣会合が4日から開催されると発表した。太田国土交通大臣がインドネシアとともに共同議長を務め、5日の大臣会合終了後に共同記者会見を行う。

4日に女性と交通フォーラム、ビジネスフォーラム、5日に交通大臣会合、6日にテクニカルツアーを行うスケジュールとなっており、女性と交通フォーラムでは、交通分野で女性の参加を拡大させるための政策や取組み、課題の進展に向けた戦略などを検討する。

ビジネスフォーラムでは、内外のビジネスリーダーが交通大臣会合のテーマを念頭に、官民それぞれの役割や政府への提言などを議論する。

今回の交通大臣会合は、「APEC域内の高質な交通を通じた連結性（コネクティビティ）の強化」をテーマとして、議論の結果を大臣宣言として発表する。

6日のテクニカルツアーでは、加盟エコノミーの大臣・代表団に国内の交通インフラを紹介するため、自動車、高速鉄道・航空機、航空、海事、高速鉄道・東北復興――の5コースを用意する。海事コースでは、横浜港コンテナターミナル（南本牧埠頭）、海ほたる、三井造船千葉事業所を視察する。