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全ト協、トラック運送事業者にテロ対策徹底要請

2015年11月24日 (火)

ロジスティクス全日本トラック協会(全ト協)は24日、都道府県トラック協会長に対してフランス・パリで発生した同時多発テロを受けた対策の徹底を会員運送事業者に周知するよう要請した。

パリでテロが発生したことを受けて、国土交通省自動車局が18日付で全ト協にテロ対策を徹底するよう求めていた。

全ト協による要請では、トラック運送事業者が実施すべきテロ対策として、(1)営業所・車庫内外の巡回(2)終業後のドアロックの徹底(3)車両・身分証明書・制服などの管理、盗難・紛失時の警察への連絡の徹底――など7項目にわたる対策を挙げ、トラック運送事業者に限定しない共通の取り組みとして「海外勤務者・出張者へのテロ関連情報の積極提供などによる安全確保」を指示した。

■トラック運送事業者が実施すべきテロ対策
(1)営業所・車庫内外の巡回
(2)終業後のドアロックの徹底
(3)車両・身分証明書・制服などの管理、盗難・紛失時の警察への連絡の徹底
(4)荷送人に覚えがないなど不審な荷物である旨の連絡があった場合、荷物に触れないよう注意喚起、荷物の状態に応じ、速やかな引取、警察への連絡など適切に対応する
(5)営業所などで不審な荷物を発見した時は、触れないようにするとともに、荷物の状態に応じ、警察への連絡など適切に対応する
(6)放射性物質など危険物輸送における安全管理の徹底
(7)テロ発生時の通報・連絡・指示体制の整備