日清オイリオ、飼料工場で国内初の食品安全管理認証

フード日清オイリオグループは26日、横浜磯子工場（横浜市磯子区）で、家畜用の飼料・飼料原料製造工場として国内初となる「FSSC22000相当」の認証を取得したと発表した。

横浜磯子工場のミール製造ラインで、ISO22000とPAS222を2015年9月16日に取得したもので、これらを同時に取得したことにより、現時点ではFSSC22000の認証対象となっていない飼料で、FSSC22000相当の認証を取得したこととなる。

同社は「ミールは食品と同様」の意識を全社で共有する取り組みを進め、製造ラインの設備改善や品質モニタリングシステムの導入を実施しているが、さらなる品質保証体制の強化を図り、国際認証を取得することで、顧客からの信頼獲得を目指した。

水島工場では1月25日に同様の認証を取得済みで、名古屋工場でも取得に取り組んでいるほか、今後は食用油などほかの製品でも食品安全マネジメントシステムの導入を進める考え。