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日本製粉グループ、冷食の国際規格取得

2011年10月11日 (火)

フード日本製粉は11日、同社グループで冷凍食品の製造・販売を行っているエヌエフフローズンが、食品安全マネジメントシステムFSSC22000の認証を取得したと発表した。登録範囲は、冷凍食品の設計・開発、製造、配送で、9月30日付で取得した。

 

FSSC22000は、国際食品安全イニシアチブ(GFSI)の認定を受けた食品製造業向けの食品安全マネジメントシステムで、食品安全マネジメントシステムの国際規格ISO22000をベースに作られており、前提条件プログラムにPAS220(ISO/TS22002-1)を採用することが定められている。

 

PAS220(ISO/TS22002-1)は、従来の前提条件プログラムと比べて厳しい要求事項となっているが、国内の大手流通企業でも推奨されていることから、「今後、国内でも拡大が期待されている」として取得した。

 

エヌエフフローズンは、認証取得により「従来よりも高い食品安全性が担保されているので、顧客の工場の監査回数を減らすことができる」として、安全性を確保しながらコストダウンを図る考え。