ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

オハラ、中国合弁会社の増資を引受け、生産力強化

2011年10月20日 (木)

産業・一般オハラは20日、中国湖北省の合弁会社「華光小原光学材料(襄陽)有限公司」の増資を引受けると発表した。

 

レアアース原料が安定的に調達できる中国で、光学ガラスの熔解生産を増強することが最適と判断、追加設備投資をまかなうため、華光小原の増資引受を合弁相手の北方光電社と合意したもの。

 

華光小原が実施する増資総額は1億人民元相当の米ドルで、このうちオハラは4900万人民元相当のUSドル(約6億円相当)を引き受ける。出資比率は同社49%、北方光電社51%で設立時からの変更はない。

 

華光小原は、増資で調達した資金をもとに、月産20トンの生産能力を持つ光学ガラス熔解炉を2基増設する。これにより、増設完了後の華光小原の光学ガラス生産能力は月産100トンとなる。華光小原ではこのほか、光学ガラス半製品についても月産70トンの生産能力を持っている。