拠点・施設日本板硝子は8日、メキシコ(メヒカリ市)の自動車用ガラス生産拠点で、OEM(新車用)、補修用の高品質自動車ガラスの生産能力を拡大するため、既存工場の近隣に新たな生産設備を新設すると発表した。
メキシコの自動車市場は拡大中で、北米・中米・南米への輸出拠点としても戦略的な位置にあることから、新設備では合わせガラス(フロントガラス)を生産し、熱線吸収性能に優れる同社グループの特許製品など、他拠点で使用している最新技術を適用する。
生産設備の増強は2012年初頭に完了し、同国内での生産能力を30%増加、年250万台余りのフロントガラスを生産できるようにする。