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第一中央汽船が社長交代、新体制で会社再生

2016年3月9日 (水)

ロジスティクス第一中央汽船は9日、海事クラスター14社から出資支援を受ける形で経営再建に取り組む見通しとなったことを受け、薬師寺正和社長が退任し、代わって江川俊英常務が新社長として指揮を執る社長交代人事を内定した。

同社と子会社のスターバルク・キャリアは昨年10月5日、東京地裁で民事再生手続きの開始決定を受け、スポンサー選定などの再生手続きを進めてきたが、9日に海事クラスター14社との間で出資契約を締結した。

これにより、「再生への道筋がついた」(第一中央汽船)と判断し、社長を交代して新たな経営体制で会社再生に臨むことを決めた。6月下旬開催の株主総会の承認と取締役会で正式に決定する。

江川氏は東京都1958年2月8日生まれ、58歳。早稲田大学法学部卒業後、同社入社。入社後は電力・大型不定期グループ長、大型不定期グループ長、理事、執行役員などを経て15年6月から現職。