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日本郵船、次世代物流ソリューション開発へ5社で新会社

2016年3月14日 (月)

サービス・商品日本郵船は14日、海運・物流分野の次世代ソリューション提供に向け、MTI、NYKビジネスシステムズ、ウェザーニューズ、構造計画研究所と5社共同で新会社「シンフォニー・クリエイティブ・ソリューションズ」をシンガポールに設立することで合意したと発表した。

提携する5社は、海運・物流分野での次世代ソリューションの共同開発に向けた取り組みを「シンフォニープロジェクト」と名付け、2014年7月からアジアでの完成車物流事業を中心に展開してきたが、IoT(モノのインターネット)など、「特にIT分野を中心に急速に進む技術革新の流れを捉え、高度化する物流現場のニーズに対応できる革新的なソリューションを開発」するため、新規事業会社を立ち上げて取り組みを発展させていくことにした。

新会社はシリコンバレーを中心としたベンチャー企業のワークスタイルに基づくスピード重視の手法を全面的に取り入れる。本社オフィスは、アジアのITベンチャー企業が集積するシンガポールのブロック71地区に開設する。

今回の取り組みは、同社が「きらり技術力育成ファンド」の1回目の募集で採用した案件。