日通･渡邉社長｢未来は自らの力で創り上げよ｣

ロジスティクス日本通運は1日、東京都港区の本社で2015年度下期の新入社員1人を含む、新社員298人を一堂に集めて入社式を行った。

入社式では企業理念の唱和、社歌斉唱に続き、渡邉健二社長が訓示。新社員代表の答辞、先輩社員メッセージ役員紹介を行って閉式した。

全国で支店でも支店採用者の入社式が同様に行われ、日通全体では営業・事務職511人、技能職412人の合わせて923人が入社した。

■日通・渡邉社長による訓示（要約）
日本通運は来年、創立80周年を迎える。本日、皆さんの入社とともに、新しい中期経営計画「日通グループ経営計画2018-新・世界日通。-」がスタートした。

日本と海外のエリア戦略と「営業力の徹底強化」「コア事業の強化と高度化」「グループ経営の強化」「経営基盤の強靭化」「グループCSR経営のさらなる強化」の5つの機能戦略から成り立っており、国内事業の収益性をさらに向上させ、真のグローバルロジスティクス企業となるべく、これから取り組んでいく方向性を示したものだ。

心に留めてもらいたいことを3点、話したい。1つ目は、「グローバルな環境を生き抜く力をつける」ということ。2つ目には「過去に学び、そして未来を創る」こと。3つ目は「皆さんに期待する社会人像」。

皆さんにとっても、会社にとっても、未来は予測するものではなく「自らの力」で創り上げるもの。そして、希望は誰かから与えられるものではなく、自ら創るものだ。変化の激しい今日のような時代、自ら考え、行動し、自らの力で、自らの、そして会社の未来を切り開いてほしい。自分の夢を大切にし「明るく」「前向きに」「失敗を恐れず」あらゆることに果敢に挑戦し、実りある会社人生を創り上げてもらいたい。