ロジスティクス米UPSが2日発表した2016年1-3月期業績は、売上高が3.2%増の144億ドル(1兆5345億円)となった。調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)は13%増加の1.27ドルと、米国国内小口貨物部門と国際小口貨物部門がけん引、第1四半期としては過去最高の結果となった。
国際小口貨物部門の営業利益は15%増の5億7400万ドル。米国国内小口貨物部門は売上高の伸びと、生産性向上による貨物1個当たり費用の低下により、営業利益率が拡大した。
売上高の伸びは、燃油サーチャージと為替レートの低下で鈍化。為替調整後ベースでは、3.7%の増収となった。