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日通、タイ洪水支援へフォワーダーチャーターを実施

2011年11月21日 (月)

話題日本通運は17日、タイの洪水で被災した企業の復旧・復興に向けて、急増する緊急輸送需要に対応するため、フォワーダー・チャーターを往復で実施すると発表した。

 

日通によると現在、タイの洪水は危機的状況を脱しつつあるものの、依然として冠水地域が多く広がっている。タイに進出している自動車、エレクトロニクス機器などの完成品メーカーや各部品メーカーは、生産拠点の移転や部品供給先の変更など、生産活動の再開に向けた動きを活発化させており、設備の移設や部品の緊急輸送需要が急増している。

 

一方で、洪水による航空旅客減少により、多くの便が運休していることから、航空貨物スペースが減少しており、緊急輸送に対応する貨物スペースの確保が難しい状況となっていた。

 

こうした事態を受けて同社では、大型貨物専用機を確保し、フォワーダー・チャーターを実施することにしたもの。今回のフォワーダー・チャーターを皮切りに、今後も緊急輸送ルートを確保することで、顧客の復旧・復興を支援していくとしている。

 

■日通が実施するフォワーダー・チャーター便の概要
運行形態:フォワーダー・チャーター
航空会社:日本貨物航空
運行機材:ボーイング747F-400型貨物専用機
フライトスケジュール:
(1)日本発バンコク向け成田空港発11月27日15:40、中部空港発11月27日18:50、バンコク着11月27日23:00(現地時間)
(2)バンコク発日本向けバンコク発11月28日01:00(現地時間)、成田空港着11月28日08:30