ロジスティクス日本通運は11日、羽田空港の本格的な国際化で貨物チャーター便の運航規制が緩和されたことを受け、18日から規制緩和後初となる貨物専用機のフォワーダー・チャーターを実施すると発表した。
フォワーダー・チャーターの規制緩和は、今年度の国土交通省成長戦略会議で、徹底的なオープンスカイの推進が重点戦略となる中、国際航空物流の活性化を図るための施策の一つとして実施されるもの。
日通は、今回の規制緩和を機に、国際空港として本格稼動を始めている羽田空港の利便性を実証し、羽田空港の深夜離発着枠の有効活用を進めるため、まずは、旺盛な航空貨物需要が継続する香港向けに大型貨物専用機によるフォワーダー・チャーターを実施する。
また、香港から成田への復路も同社グループが全スペースを確保しており、双方向への混載サービスを国内外の顧客に提供する、としている。