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佐川急便、東堺店など3営業店を新設

2011年11月21日 (月)

荷主佐川急便は21日、東堺店(大阪府堺市)・鎌倉店(横浜市栄区)・日光店(栃木県日光市)の3営業店を新設する。これにより、同社の国内総営業拠店は894店舗となる。

 

東堺店は、国道310号線まで15分に立地、堺市中区(竹城台・三原台を除く)、東区、美原区の集配を担当する。同店は敷地面積6741.53平方メートル、延床面積2477.64平方メートルで、鉄骨造り銅板葺きの荷捌場・事務所棟で構成。人員51人、車両33台を配置する。

 

堺市中区は伝統産業である注染和晒の生産が盛んで、全国で7割のシェアを誇っているほか、エリア内では新興住宅地の建築も進んでいることから、個人宅配の荷物の増加も見込める。

 

鎌倉店は、横浜横須賀道路朝比奈ICまで10分の位置にあり、鎌倉市を集配エリアとする。敷地面積3680.84平方メートル、延床面積1685.77平方メートルで、鉄骨造り2階建ての荷捌場・事務所棟からなる。人員46人、車両29台を配置。

 

鎌倉市は、古くからある鎌倉ハム工場に加え、近年は電気・機械・化学などの工場も増加しており、同社は需要の拡大を期待している。鎌倉店の新設に伴い、旧鎌倉店は横浜南店に名称変更するとともに、横浜南店の集配区域は横浜市(港南区、磯子区、金沢区)、逗子市、三浦郡となる。

 

日光店は、日光高速道路今市ICまで15分の位置にあり、日光市が集配エリア。敷地面積6499.97平方メートル、延床面積1836.21平方メートルで、鉄骨造りの荷捌場と事務所棟からなる。人員26人と車両20台を配置する。

 

集配エリアの日光市は、こんにゃく、日光たまり漬けなどの食品加工業が盛んで、金属精錬業をはじめとした鉱工業の工場などが立地しており、多様な工業製品の取り扱いが見込める。