商船三井、フィリピンで現地船員向け家族会

話題商船三井は22日、同社の自営船員配乗会社「マグサイサイMOLマリン」社がフィリピン・マニラで、18日にフィリピン人船員の永年勤続表彰式を、翌19日には同社フィリピン人船員を対象とした家族会を開催したと発表した。

永年勤続表彰は20年間同社船で勤務した船員を対象としており、今回の表彰者42人のうち37人が出席した。

船員家族会には、船員の家族を中心に3500人超が参加。武藤光一社長は、今後さらに需要が高まるフィリピン人船員の重要性を説明した。

18日の永年勤続表彰式に併せて、在フィリピン国際NGO「ハビタット・フォー・ヒューマニティ・フィリピンズ」の代表者を招待し、60万ペソ（約110万円）の寄付金を贈った。今回の寄付はデイ・ケア・センターの建設費に充てられる予定で、建設作業には同社フィリピン人船員とその家族、陸上スタッフがボランティア参加する。