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荏原製作所、ベトナム新ポンプ工場開設

2016年5月30日 (月)

拠点・施設荏原製作所は30日、ベトナム現地法人が5月に同国ハイズン省で新ポンプ工場を開設したと発表した。併せて、新工場の敷地内に本社を移転した。

荏原製作所、ベトナム新ポンプ工場開設

事業の拡大に伴い、これまでの工場が手狭になったため、生産能力を増強するために新工場を開設した。工場全体の敷地面積は旧工場の3.5倍に拡大し、大型のポンプや多様なスペックのポンプを生産できるようになったほか、鋳物生産からポンプの組み立て試験までを一貫して行う生産体制が整った。

同国では農業・かんがい事業をはじめ上下水道・洪水対策向けなどに1000台以上のポンプを納入し、2008年にハノイで大洪水が発生した際は、南ハノイのイェンソーポンプ場に納入したポンプが1週間稼働し続け、被害の拡大を防いだという。