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米フォワーダー集団訴訟、最後の2社が和解合意

2016年7月11日 (月)

事件・事故米国のコンチェット・ピートル&マッカーシーなど4つの法律事務所は11日(現地時間)、国際航空貨物フォワーダーを相手取った集団訴訟で最後に残った2社との和解に合意した、と発表した。これまでに欧米や日本などのフォワーダー29社と和解に達していたが、今回の2社を合わせて31社との間で合意した。

この訴訟は、「一部の航空貨物フォワーダーが米国内路線、米国と中国、香港、日本、台湾、インド、ドイツ、英国などを結ぶ路線で航空貨物輸送サービスの料金を密かに談合した」として、集団訴訟に発展していたが、和解に応じた被告企業は不正行為を否定している。

最後に和解したDHLとヘルマンの2社は、5355万ドル(54億円)の和解基金を設立する。裁判所は11月4日に審問を開き、和解を認めるかどうかを検討する。