中越通運、前橋配送センターを新築移転

ロジスティクス中越通運は4日、前橋配送センターの新築移転と上越営業所への冷蔵・冷凍倉庫の新設を発表した。ともに7月から稼働している。

新たな前橋配送センターは敷地面積6545平方メートルに倉庫と事務所棟を配置。「省エネ」を意識した設計で、太陽光発電システム、LED照明を採用した。

太陽光発電パネルは5キロワット時で、事務所棟内の動力以外の照明などで使用する電力をまかなう。発電量と事務所棟で使用する消費電力量はリアルタイムで計測され、東京電力との電機売買による収支も同時に計算される。

上越営業所では、既存の常温倉庫を改修して冷蔵・冷凍倉庫を建設。同社では「上越地区には低温倉庫が少なく、温度管理が必要な食品関連商品の保管需要を見込んで建設した」としている。

入出庫用のドックシェルター6基を備え、24時間の温度管理を実施。待機車両の積載部に電源を供給する装置を配備し、アイドリングストップやCO2排出量の抑制を配慮した作りとなっている。