拠点・施設ヤクルト本社は15日、2013年5月に生産子会社として「岡山和気ヤクルト工場」を新設すると発表した。
岡山和気ヤクルト工場は、15年5月に同社の出資比率100%の生産子会社である大阪ヤクルト工場、神戸ヤクルト工場の2社と経営統合を実施した上で、同社100%出資の生産子会社として、ヤクルト類の生産を担う。新工場は、岡山県和気郡和気町でヤクルト類のボトリングを行う工場として、15年4月に操業を開始する。
62年に竣工した大阪ヤクルト工場と71年に竣工した神戸ヤクルト工場は、建物などの老朽化に加え、敷地面積、建屋構造などの制約により、今後の品質管理体制の強化に向けた設備投資に対して十分な環境にないと判断。
今後の設備投資に対応するため、同社が土地を所有している岡山県和気郡和気町に新たに生産子会社を設立し、大阪ヤクルト工場と神戸ヤクルト工場の2社を同社と経営統合・移転集約することにしたもの。