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ヤクルト本社、天津工場でヤクルト生産、中国で3拠点目

2011年7月28日 (木)

拠点・施設ヤクルト本社は28日、中国ヤクルトの製造子会社・天津ヤクルト(天津工場)で、8月3日から「ヤクルト」の生産を開始すると発表した。天津ヤクルトは、中国で3か所目の製造工場となる。

 

中国では、2002年に広州工場が、次いで06年に上海工場が生産を開始し、沿岸部を中心に、華南、華東、華北と順次販売地域を拡大。両工場では、これまで生産能力を段階的に増強しており、現在の生産能力は2工場で1日約290万本になっている。

 

中国ヤクルトでは、華北・東北地方への製品供給能力を向上させるため、07年に天津ヤクルトを、中国・天津経済技術開発区(TEDA)に設立し、09年11月から工場の建設を進めてきた。

 

天津工場では当初、ヤクルトを1日約30万本生産し、次第に設備を増強、最大生産能力は約146万本を見込んでいる。ヤクルト本社では「天津工場の生産開始により、中国でヤクルトの迅速な浸透・拡大を図る」としている。